モトサイクレットサワダ

DUCATI 851S ルッキネリレプリカ

1986年、DUCATI社はファビオ・タリオーニの右腕であるマッシモ・ボルディが構想していたレーシングパンタエンジンから進化させた水冷４バルブ２気筒、直噴エンジンを開発しレースに実戦導入する。その後も進化を続け排気量を851まで拡大し1987年ついにデイトナBOTTで優勝は果たす。その翌年の1988年にDUCATI社は世界限定300台で初代851S(STRADA)を発売する。
初代DUCATI 851Sは２２Lアルミタンク、アクロン製16インチホイール、41.7ｍｍマルゾッキM1Rフォーク、ブレーキにはBREMBO 同径対向4POTキャリパー、鋳鉄ディスクを装着と非常に豪華な装備となっている。

この1988 DUCATI 851Sは1988年4月スーパーバイク世界選手権 第1戦で見事優勝を飾ったマルコ・ルッキネリREPLICAとして仕上げられている。マフラーは貴重な851専用に設計されたヴェルリッキ。そしてインジェクションをTMRキャブレターに変更し点火系統も見直しされていることから安心して乗ることが出来る。
これ程絶妙なスタイルとコンディションの初代1988 DUCATI 851Sはどこを探しても無いであろう。